研究助成 -呼吸器・アレルギー領域-【若手研究者】 募集要項
近年、我が国における呼吸器・アレルギー疾患患者は年々増加の傾向にあり、生活の質(QOL)に大きな影響を与えています。呼吸器・アレルギー疾患の成因、治療あるいは予防については、これまでに数多くの研究成果が上がっているものの、これらの研究が継続、発展することは国民のヘルスケアを推進する上で極めて重要なことと考えられます。公益財団法人MSD生命科学財団では、より豊かな発想とそれを実現化させる熱意を持ち、呼吸器・アレルギー領域の研究を行う研究者に対して助成を行います。
研究者がライフイベント(出産・育児・介護)に際し、研究キャリアを継続できるよう配慮します。
【若手研究者】
呼吸器・アレルギー疾患の治療の進歩・発展に貢献できる次世代を担う若手研究者の育成を目的とし、医学系の研究を対象とします。また、臨床への応用を促進するためM.D.研究者の活躍を積極的に支援します。(なお、2022年度募集より医学奨励賞(追加助成)の授与はありません。)研究課題
医学系における呼吸器・アレルギー疾患に関する独創的な基礎研究または臨床研究研究対象
呼吸器・アレルギー領域(腫瘍性疾患、感染症を除く) 呼吸器・アレルギー領域への発展が見込まれない研究は対象としない* *対象となる研究については、当財団webページ「よくある質問(FAQ)Q16」をご覧ください研究助成金額
総額200万円(100万円/年×2年)/名 4名以内 研究助成期間:2024年1月1日~2025年12月31日募集期間
2023年4月1日(土)~ 6月26日(月)応募資格
- 国内の大学、研究機関および医療機関いずれかに所属している医学研究者
(大学院生、企業に所属する研究者は除く。ただし、所属する機関において研究活動を行うことを本務とする職に就いている者で、大学院生の身分も有する場合は応募資格ありとする。) - 2023年4月1日現在、満40歳以下であること。ただし、M.D.は満42歳以下まで可とする
なお、ライフイベント(出産・育児・介護)により研究を中断(休職)した場合は、その期間に相当する月数を年齢制限の上限から延長する - 国籍は問わないが、日本国内における研究を対象とする
- 応募時に海外留学の予定がないこと
- 日本呼吸器学会・日本アレルギー学会・日本小児アレルギー学会のいずれかの会員であること
- 所属上長(所属研究室教授等)からの推薦を受けられること(所属上長が同年度の同プログラムに推薦できるのは、1名のみとする)
- 応募する研究に関して主たる研究者であること
- 教授・部長など教育・研究面での指導的立場の役職にあるものは応募できない
- 同一年度内の当財団プログラムへの複数応募ならびに助成期間中における当財団の他プログラムへの応募は不可とする
応募方法
当財団のWeb応募ページから登録のうえ、応募書類を期日までに提出のこと。 応募方法についてはこちら。応募書類
必要事項
① 氏名、住所、所属施設など
② 研究に要する助成金使途など
③ 略歴、推薦者、受賞歴など、ライフイベントに関する記載
④ 研究概要(A4 1ページ以内)
⑤ 研究の背景・目的・意義など(A4 1ページ以内)
⑥ 研究計画・方法(A4 2ページ以内)
⑦ 研究環境、研究実施にあたっての倫理的配慮、研究費の応募・受入状況、共同研究者
⑧ 論文リスト(応募者自身の主要論文3件以内を提出のこと)




