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シンポジウム BANYU SYMPOSIUM

第21回 万有福岡シンポジウム
進化する機能性分子

結果報告

5月21日に九州大学百年講堂にて開催された第21回万有福岡シンポジウムは、約570名の方々にご参加いただき盛会のうちに終了いたしました。

午前中は、「ノーベル化学賞受賞GCOE特別セッション」と題し、昨年ノーベル賞を受賞された鈴木章先生から万有シンポジウム参加者である若い研究者の皆さんへ向けたビデオメッセージで始まりました。続いて、九大・永島英夫先生からパラジウム触媒とクロスカップリング反応の魅力に関するご講演があり、その後四つの企業の研究者の方からクロスカップリング反応の実用例が紹介されました。午後のセッションでは、「進化する機能性分子」というテーマの下で、Lectureship Award-MBLA 2010の受賞講演を始め、天然物合成、新材料創製、ポルフィリンの化学、金属ナノポーラス触媒開発等の幅広い領域に亘る講演が行なわれました。

参加された皆さんは丸一日熱心に各講演に耳を傾け、様々な領域での大学における最先端研究だけでなく、企業における反応の実用例にも触れ、有機合成化学の多様性と無限の可能性を堪能されました。


MBLA授賞式


永島先生のご講演


ご講演の先生方

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